文鳥の放鳥と注意点について
目次
放鳥とは
放鳥とは鳥をケージから出して自由に遊んでもらう事を言います。
放鳥することで文鳥の運動不足とストレスの解消ができますので、健康の観点からも毎日必ず行いましょう。
また、放鳥時には飼い主とのコミュニケーションを取るのも楽しみとしている文鳥が多いです。
放鳥時に文鳥と一緒に遊んであげる事によって信頼関係が高まっていきます。
逆に、一日の放鳥時間を取ってあげない日が続くと飼い主との信頼関係が悪くなり、名前を呼んでも近くに来てくれないようになったりと懐かなくなる事もあります。
文鳥はインコ類の小鳥と違って一人遊びをする事があまりないので、飼い主の近くを動き回ったり部屋を探索するのが放鳥時の楽しみになります。
懐いている文鳥は、放鳥した途端に飼い主の手の上へ行きそこからずっと動かないような事もありますが、文鳥にとってはその時間が楽しみであるので信頼関係を高めるためにも付き合うようにしましょう。( 満足すれば何処かに移動します )
放鳥時間はどのくらい必要か
飼い主のライフスタイルや考え方によって変わるかもしれませんが、一日に一時間程度を目安とすることをお勧めします。
放鳥時には飼い主が文鳥の動きを常に監視しておかなければいけません。
人間にとっては危険じゃないものであっても、文鳥からすれば危険なものはたくさんありますので、何か他の事をしながらの「ながら放鳥」はとても危険です。
少し目を離した瞬間に予期せぬ事が起きてしまうという悲しい事故がよく起きていますので、放鳥時には文鳥をしっかりと見れるようにして下さい。
このような事から、飼い主が文鳥に注視できる集中力を考慮すれば一時間くらいの放鳥が丁度良いと思います。
また、長時間の放鳥をし過ぎると、部屋全体を自分のケージだと勘違いをし始めてきます。
そのようになると本来の自分のケージに戻ることを嫌がったり、ケージで過ごす時間がストレスになりますので注意が必要です。
放鳥時の注意点
放鳥は文鳥にとって非常に大切な時間ですが、飼い主は気をつけて文鳥を見ておかなければいけません。
ここでは、文鳥の放鳥時に注意しておきたい事や実際に起きた事故等をまとめて書いていきます。
文鳥の迷子
放鳥時にうっかりとしたミスから文鳥が迷子になるケースがあります。
以下は実際に起きた事例です。
放鳥時には様々側面で十分に注意をする必要があります。
- 窓やドアが開いていた
- 人の出入りで玄関のドアが開いた瞬間
- キャリーに入れて外を移動している時に入口が開いた
- 部屋の換気で少しだけ窓を開けていた事を忘れていた
- 網戸に穴が開いている事に気がつかなかった
踏みつぶし
放鳥中に予期せぬ事で飼い主が文鳥を踏みつぶしてしまう事故が起きています。
例えば、飼い主が昼寝をしてしまい寝返りをした時に近くにいた文鳥をつぶしてしまったという事故や、放鳥中に文鳥が枕の下の隙間に隠れている事に気が付かずに昼寝をしてしまい圧迫死させてしまったという話も聞いた事があります。
文鳥は身体は小さいですが飛び回るスピードは速いですので、少しでも目を離すと見失ってしまう事があります。
一度見失ってしまうと事故が発生する可能性が出てきてとても危険です。
放鳥中に見失ってしまった場合は、なるべくその場から動かずに周りの様子を見てください。
見つかるまでは声掛けをして動かない事が第一だと思います。
また、部屋に複数の人がいる場合は放鳥する事を事前に伝える事が必要ですし、放鳥中も文鳥の居場所や危険な場所、行動等を共有するように心掛けましょう。
人の食べ物
文鳥との放鳥を一緒に楽しみたいからと言って人の食べ物をむやみに与えてはいけません。
文鳥にはたった一回の給与で命に関わる事があります。
飼い主が食べている物に興味を示したり、喜んで食べてしまう事もあるかもしれませんが、文鳥に与えても大丈夫と証明されていない食べ物は与えるべきではありません。
以下は小鳥に与えてはいけない代表的な物です。
- チョコレート
- めん類
- 食パン
- ケーキ
- アボカド
- ほうれんそう
- 玉ねぎ
- アルコール飲料
窓ガラス
透明の窓ガラスは文鳥にとって空間と認識される事があります。
放鳥中に勢いよく飛び回って窓ガラスに激突するという事故が頻繁に起きているようです。
場合によっては脳しんとうによって命に関わる事もありますので、カーテン等をして透明なガラスにぶつからない用にしてあげましょう。
放鳥中のお遊び
文鳥はインコ類と違って一人遊びを積極的にはしない傾向がありますので、遊びの場を飼い主が準備してあげましょう。
水浴び場
文鳥はとても綺麗好きで毎日の水浴びを楽しみにしています。
ケージに取り付けるタイプの水浴び容器もありますが、放鳥中に水浴びをさせてもとても喜ぶと思います。
大き目の容器等に水を入れて文鳥がよく行く場所の近くに置いておけば、自然と水浴びを楽しんでくれるようになるはずですよ。
豆苗食べ放題の場
文鳥が食べてもいい野菜の中に豆苗があります。
これもまた、放鳥中に文鳥がよく行く場所に置いておけば自然と啄むと思います。
食べるのにも楽しみですが、実は豆苗の葉をちぎって遊ぶのもストレス発散のひとつになっているかもしれません。
止まり木の設置
眺めがいい場所に止まり木を設置してあげるとお気に入りの場所が増えるかもしれません。
落ち着ける場所が増えれば文鳥の新たな姿を見れるかもしれないので飼い主的にもちょっと嬉しかったりします。
ティッシュペーパー
臆病な性格が多い文鳥ですが、ティッシュペーパーを好んで遊ぶ文鳥が多いみたいです。
遊び方はそれぞれで、ひたすら突きまくる文鳥もいれば、くちばしに加えて飛び回る文鳥や、ティッシュペーパーの下に潜り込んで遊ぶ文鳥もいるみたいです。
おもちゃ作り
飼い主が自分の文鳥に合ってるおもちゃを作るのも良いと思います。
ホームセンターや100均などで使えそうなものを探してみるのも楽しいですよ。
まとめ
- 放鳥は毎日必ず行う
- 放鳥時間は一時間くらい
- 事故が起きないように気をつける
- 人の食べ物は与えない
- 一緒に遊んであげる
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ゆきちゃん