餌にはペレットとシードがある
鳥の餌は大きく分けると「ペレット」と「シード」があります。
シードとはアワやヒエ・カナリーシード・キビなどの種子の事です。
市販させている成鳥用のシードはこれらが混ざった混合シードのものがあります。
ペレットとは、必要な栄養素がバランス良く配合された総合栄養食のことです。
大型の鳥用、中型の鳥用、小型の鳥用のように種類によって食べやすい大きさの物が販売されています。
国内製のペレットは案外少なくて、日本で販売されているペレットのほとんどがアメリカなど海外からの輸入品です。
鳥の餌にはシードとペレットがあることは分かったけど、どちらを食べて生活していくのがいいのかな?
ゆきちゃん
ふうちゃん
どちらか一方じゃないとダメって事はなくて、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切ですよ。
目次
シードのメリット
複数のシードを楽しめる
混合シードは複数の種類のシードが入っているので楽しく食事をすることができます。
私たち人間もそうなのですが、色んな食材が多く入っているほうが食べていて単純に楽しいですよね?
これは鳥も同じようで好きな物から順番に食べていったり、気分によって食べる順番を変えてみたりと自由に食事を楽しんでいる事が分かります。
一生懸命に楽しみながら食べているところを見ていると、シードを与えて良かったと思う飼い主が多い事も納得できます。
自然志向で鳥らしい食事を楽しめる
本来、自然界で暮らす鳥達はペレットのような物を食べたりはしません。
自分たちで餌を探し出し、食べれる物を見つけ出すのです。そういった中で餌の食べ方も学んでいき成長していきます。
飼育下での鳥はそのような経験がしにくくなっています。
そのため、自然志向の飼育方針を持つ飼い主からは殻を剥いて食べる事の出来るシードは根強い人気があるのです。
ストレス解消の効果がある
まず、シードには「殻付き餌」と「むき餌」のタイプがありますが元気で若い鳥には殻付きの餌を与えるといいでしょう。
殻を剥く行為はそれ自体を楽しんでいる様子があります。
初めのうちはなかなか殻を剥くことが出来ないかもしれませんが、練習をしていく中でコツを掴んで上手に剥くことが出来るようになります。
そのような達成感は鳥の成長にもいい影響を与えますし、ストレス解消の効果にもつながっているのではないでしょうか。
シードは食べるのが楽しみになりそうでいいねぇ ♪
あと、自然志向なところもポイント高いな~
ゆきちゃん
ふうちゃん
鳥本来のスタイルに近い食生活がいいよねぇ
次はペレットの良さについて見ていこう ♪
ペレットのメリット
必要な栄養素がペレットだけで摂取できる
ペレットは総合栄養食として製造されており、鳥に必要な栄養素がバランスよく配合されています。
シードでは不足してしまう栄養素も、ペレットならば手軽に摂取することができるのが最大のメリットです。
鳥の栄養管理に不安な初心者には心強い餌ではないのでしょうか。
副食を与えなくても大丈夫
シードの場合はビタミンやミネラルが不足しがちになり、副食の野菜などを与えなければいけません。
でも、野菜の中には鳥に与えてはいけない物も多くあり初心者にとってはそれが悩みの種になることがあります。
しかし、ペレットは鳥に必要なビタミンやミネラルもバランスよく配合されているので副食を与える必要がないのも初心者にとっては大きなメリットの一つでしょう。
ケージ周辺の掃除が簡単になる
シードを与えていると殻が散らかってケージ周辺の掃除が大変になります。
また、鳥が羽ばたく事により殻が舞ってケージの外へ出てしまう事もあるので、そのような対策を取るのにも一手間かかります。
ペレットならば殻がないですのでそのような心配もなく、ケージ周辺の掃除に時間がかからなくなります。
ペレットなら栄養管理の面で安心できるところがいいねぇ
部屋のお掃除もお手軽になるなら一石二鳥かも ♪
ゆきちゃん
ふうちゃん
栄養をバランスよく摂取する事で健康でいられますよね。
次はシードとペレットを与える上で気をつけておきたい事を見てみよう!
シードで気をつけること
ビタミンやミネラルの栄養素が足りない
シードだけ食べている場合はビタミンやミネラルの栄養が足りなくなります。
その理由は、シードの栄養素のほとんどが炭水化物や脂肪分だからです。
鳥の健康を保つにはビタミンやミネラルが必要です。
なので、シードしか与えていない鳥には副食が必要となります。
小松菜や豆苗などの野菜やサプリメントからビタミンを摂取することができますし、ボレー粉やイカの甲からはミネラルやカルシウムを摂取する事が出来ます。
シードで足りない栄養は他の食べ物で補うんだねぇ
色々な物を食べてみたい僕にはちょっと嬉しいかも ♪
ゆきちゃん
ペレットで気をつけること
餌の切り替えに時間がかかる
ペレットはシードと違い脂肪分が少なくて、嗜好性が低いのが特徴です。
幼鳥の頃からペレットを食べる癖をつけている鳥なら大丈夫なのですが、これまでシードを主食としてきた鳥には餌を切り替えるのが困難です。
突然、買えなくなる可能性がある
ペレットはアメリカなどの海外から輸入されている物も多く、世界情勢の変化によって輸入がされなくなる事もあります。
これまでペレットを食べてきた鳥でも、ペレットの種類が変わると食いつきが悪くなる事がよくあります。
ですので、普段から数種類のペレットを混ぜて与えておくのがいいでしょう。
ふうちゃん
突然手に入らなくなっていつものペレットが食べれなくなるのは不安がありますねぇ…
まとめ
- 餌にはシードとペレットがある
- シードは自然志向で楽しい食事が出来る
- ペレットは総合栄養食で栄養管理がしやすい
- シードの場合は他の物で栄養を補わないといけない
- ペレットは突然買えなくなる事もある
Amazonでお買い物をするなら、送料無料・お急ぎ便無料・お届け日の時間指定が無料のAmazonプライムがおすすめです!
その他、会員特典のドラマや映画などの動画が見放題、音楽が聴き放題、電子書籍を読み放題、写真保存し放題なども追加料金なしでたったの月額500円で楽しめます。
いつもアマゾンでお買い物をしている人はAmazonプライムを使わないと勿体ないです。
僕もアマプラ会員に入ってて、休日はずっと映画を観て引きこもってるよ~
ゆきちゃん